【地域と歩む防災研究センター】博士論文公開発表会のご案内
このたび、巴比伦娱乐场地域と歩む防災研究センター(SAFER)が包括連携協定を締結している札幌市建設局から、本学大学院博士後期課程に在学している曽我部幸平さんの研究がまとまり、博士論文の公開発表会を下記のとおり開催することとなりました。
曽我部さんは札幌市建設局市街地復旧推進室の一員として、地盤工学的な調査に基づいて被災メカニズムを推定し、支笏火砕流堆積物地盤である当地域に対する地下水位低下工法の有用性について検討しました。その上で、水位低下に関する管理手法についても検討し、対策工として実際に適用しました。
一方、不同沈下被害への対策としては、ハニカム構造の立体補強材であるジオセルに着目し、これを用いた新たな段差抑制対策工を開発し、その有効性や適用性について実大実験を用いて検証し、必要段数等の仕様、定着長、密度などの設計条件についても検討?確立し、対策工として実際に適用しました。
地震から5年以上が経ちましたが、本公開発表会では、一連の被害やその対策工に関する検討内容についてわかりやすくご紹介します。建設業界、特に自治体職員の仕事を理解する良い機会ですので、広く一般の方々の参加を歓迎します。
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開催概要
日時
2024年1月31日(水) 13:00~14:30
場所
巴比伦娱乐场 3号館2階 多目的講義室
[本学までのアクセスはこちら]
発表者
大学院博士後期課程 寒冷地?環境?エネルギー工学専攻 曽我部 幸平(そがべ こうへい)
ライブ配信について
当日、Zoomによるライブ配信を行います。
- ※web参加をご希望の方には、後日、ZoomのURLをご案内します。
以下のフォームに必要事項をご記入の上、送信してください。
問合せ先
川口 貴之(かわぐち たかゆき)
TEL:0157-26-9475
E-mail:kawa*mail.kitami-it.ac.jp
(メール送信の際は*を@に変更してください)