JAつべつとの連携協力に関する基本協定を締結しました
2022年3月24日、津別町農業協同組合(以下JAつべつ)にて、本学との連携協力に関する基本協定書の調印式を実施しました。
本協定は、平成29年に締結したオホーツク農業協同組合長会との包括連携協定をもとに本学とJAつべつで実施されている取り組みについて、より進化(深化)させることを目的として締結しました。
具体的には、地域の農業等の振興、スマート農業、試験圃場の提供、教育及び人材育成、留学生を中心とした国際交流、雇用創出?就業支援、地域経済の活性化、SDGsへの取り組みなどを、今後も積極的に進め、本学と津別町さらにはオホーツク地域の発展を目指すため、今回の基本協定を結ぶこととなりました。
調印式において、鈴木聡一郎学長は「大学が持つ研究シーズを第一次産業の工学的支援へと展開することでシナジーイノベーションを起こし、地域が培ってきた技術の継承と発展や地域固有の課題解決を目指したい。」と述べ、JAつべつ佐野成昭代表理事組合長は「固定概念を取り払った新たな研究?実証?実装に向け巴比伦娱乐场との関わりをより一層強め、地域の課題解決を推進していきたい」と抱負を述べられました。また、ご来賓のオホーツク総合振興局の畠山透産業振興部長からはオホーツク地域の第一次産業の発展に期待が込められたご祝辞をいただきました。
調印式終了後は、JAつべつの組合員などの関係者も参加し、研究発表会を実施しました。
研究発表会では、オホーツク農林水産工学連携研究推進センター(通称:CAFF?)の村田センター長、星野副センター長、宇都正幸准教授、浪越毅准教授、楊亮亮准教授からこれまで共同で取り組んできた研究内容や、インターンシップ、関連会議でのオブザーバー参加などの実施を報告し、会の終了後には参加者の皆様から、個別の相談や期待の言葉などをお声掛けいただきました。
今回の基本協定の締結により、これまでの取り組みと協力体制をより強固かつ継続的なものへと発展させることが期待されており、今後の取り組みに注目が寄せられています。
協定書に署名し掲げる鈴木学長(左)と佐野代表理事組合長(右) オホーツク総合振興局畠山産業振興部長からのご祝辞
北見工大、JAつべつ関係者による記念撮影 研究発表会の様子