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大学からのお知らせ

本学大学院生が平成29年度地盤工学会北海道支部賞(学生部門)を受賞しました

 このたび、本学大学院生の山岸昴平さん(社会環境工学専攻2年、凍土?土質研究室)、御厩敷公平さん(社会環境工学専攻1年、凍土?土質研究室)が公益社団法人地盤工学会北海道支部より、平成29年度地盤工学会北海道支部賞(学生部門)を受賞しました。
 この賞は、地盤工学会北海道支部発行の「技術報告集」に掲載された論文の中から、研究内容に加えて学会発表時のプレゼンテーション力についても評価の対象となって選出されます。
 山岸さんの受賞対象論文は「樹脂製受圧板を用いた地山補強土工の凍上対策に関する検討」であり、地山補強土工と呼ばれる斜面安定工法について、学内の研究フィールドを利用して、積雪寒冷環境特有の厳しい気候条件下でも十分な耐久性を発揮できる新たな手法の研究開発に取り組んだものです。 御厩敷さんの受賞対象論文は「水理模型実験による橋台背面盛土の崩壊メカニズムと対策工に関する検討」という、2016年北海道豪雨で多発した橋台背面の盛土流失について、河川を模擬した実験水路を利用して、河川増水時の盛土の崩壊メカニズムと、崩壊に対する具体的な対策工法について実験的に検討したものです。
 両論文ともに、本学で取り組んでいる積雪寒冷環境における地盤防災?減災技術の研究?開発に関するものであることに加えて、民間企業や学内の他分野研究者との共同研究の成果が高く評価されました。

授賞式での御厩敷さん(左)と山岸さん(右)

 

 

 

 

[企画総務課 2021/05/19 更新]

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