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学生の活躍

応用物理学会北海道支部学術講演会で本学学生が支部発表奨励賞を受賞

1月9日(土)、10日(日)に北海道大学で開催された第19回応用物理学会北海道支部学術講演会で、本学マテリアル工学科4年の矢ノ目和樹さんが支部発表奨励賞を受賞しました。

応用物理学会北海道支部学術講演会は、主に道内の応用物理学分野における研究者が集まって研究成果を発表する講演会で、年に1度開催されています。その講演の中から、応用物理学の発展に貢献しうる優秀な一般講演論文を発表した若手会員に送られる賞が支部発表奨励賞です。

今回、受賞対象となった講演は「Ag薄膜を用いた表面プラズモン効果によるIZOの発光増幅」です。矢ノ目さんをはじめ、本学マテリアル工学科の木場隆之特任助教、川村みどり教授、阿部良夫教授、金敬鎬助教で結成された本学グループと、北海道大学大学院情報科学研究科の高山純一さん、村山明宏教授らのグループとの共同研究の成果を発表しました。
この研究は、これまで有機EL素子などの透明電極材料として研究されていた、インジウム亜鉛酸化物(IZO)と銀薄膜とのサンドイッチ型積層構造において、従来、導電性の向上のために挿入していた銀薄膜について、表面プラズモン効果による発光増幅という新しい機能性を持たせる事が出来ないか検討を行ったものです。今回の共同研究により、銀薄膜の存在下で発光を約2倍に増強させることに成功しました。

今後は、今回の共同研究で得られた知見を元に、実際の有機ELデバイスへの応用を進めていくそうです。
受賞おめでとうございます!

 

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授賞式の様子

 

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受賞後に記念撮影

[企画総務課 2016/05/13 更新]

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