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大学概要

教員の紹介

小原 伸哉
OBARA Shin-ya
エネルギー総合工学コース / 教授
機械電気系

研究者情報

  • 学位

    博士(工学)

  • 担当授業科目

    ??????総合工学概論,??????総合工学I,??????総合工学II,電気??????応用,??????環境工学,電力システム

  • 専門分野

    エネルギーシステム、熱工学、電力工学

  • 研究テーマ

    低温排熱回収によるガスハイドレート小温度差発電システムの開発,植物シュート形態を模擬した太陽電池モジュールの最適配置,分散燃料電池用バイオエタノールソーラー改質装置,独立マイクログリッドの動的運用アルゴリズム,複合エネルギーシステムの計画と運用最適化,分散エネルギーシステムの配置計画

  • 研究内容キーワード

    複合エネルギーシステム,自然エネルギー,マイクログリッド,分散エネルギー,運用最適化,コージェネレーション,バイオエタノール水蒸気改質

  • 所属学会

    日本機械学会,米国機械学会,電気学会,日本伝熱学会,空気調和?衛生工学会,日本冷凍空調学会,エネルギー?資源学会,日本技術士会,米国化学会,米国電気電子学会,電気設備学会

研究室の概要

本研究室では,機械工学、電気工学、化学工学、環境工学の工学領域にまたがり、自動車?船?鉄道、発電所、エネルギー供給、プラント、冷凍?空調、建設、住宅などの技術を学べます。現在の研究内容は以下の通りですが、新しい技術や学生の希望を考慮して日々進化していきます。
(1)地産地消エネルギーの研究
?地域の状況に適したエネルギーの開発
?再生可能エネルギー割合が高い次世代のエネルギーネットワーク
(2)水素を媒体とするクリーンエネルギー社会の研究
?燃料電池と水素生成技術
?水素による電力貯蔵
(3)多様なエネルギー装置の協調運用に関わる研究
?複合エネルギーシステムの最適計画
?次世代電源(発電所)と再生可能エネルギーの協調運転制御
(4)電力システム、熱システム、化学エネルギーに関わる研究
?高効率発電システム
?ヒートポンプシステムなど
(5)新しい発電方法の研究
?ガスハイドレート発電
?植物形態を模擬したコンパクト太陽光発電など

研究室の研究テーマ

  • ガスハイドレート発電システムの開発

    夜と昼の寒暖差を使ってガスハイドレートから電力を作り出します。数十度の温度差をガスハイドレートに与えると、ハイドレートを生成したり、ハイドレートから高圧のガスを放出させることができます。この圧力エネルギーを電気エネルギーに変換します。温度の低い排熱は膨大にありますので、これを用いて発電できると、私たちの生活は大きく変わります。

  • 再生可能エネルギーの最適導入の研究

    再生可能エネルギーの多くは出力に変動を伴うため、導入できる量は制限されています。しかしながら、再生可能エネルギーの特性をよく理解して、他の電源や熱機器と組み合わせたり設置方法を工夫することで、今後は大量に導入されると予想されます。本研究室では、機械工学と電気工学をはじめ、化学工学、情報工学、環境工学などの境界領域を学ぶことで、課題にチャレンジしています。

  • スマートグリッドシミュレータによる電力輸送の研究

    本研究室では太陽電池、風力発電、バイオマス発電や潮流発電などの再生可能エネルギーはもちろん、火力発電や水力発電、そして原子力発電所も再現できるシミュレータを開発しました。この装置は発電側だけでなく、多様なエネルギーの需要パターンについても再現できます。これにより、実際に発電機を購入しなくても、様々なエネルギーネットワークの研究ができるようになりました。