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大学からのお知らせ

本学大学院生が第75回日本生物工学会(2023)において学生優秀発表賞を受賞

 9月3日(日)~9月5日(火)、名古屋大学で開催された「第75回日本生物工学会大会(2023)」において、本学大学院生のTan Pei Yu(タン ペイユー)さん(博士後期課程 共創工学専攻1年、指導教員:小西正朗教授)が、学生優秀発表賞を受賞しました。

 本賞は、公益社団法人 日本生物工学会発足から101年目となるなかで、新たな試みとして、優秀な発表を行った学生に対して「学生優秀発表賞」を授与するものです。今回、審査対象になった講演241件のうち、学生最優秀発表賞および学生優秀発表賞の受賞者は合わせて42名でした。(審査結果はこちら

 受賞したTanさんは、「新規藍藻増殖促進細菌Rhodococcus cerastii AF2108の増殖促進メカニズムの調査」と題して口頭発表を行いました。

 本発表では、2チャンバーフラスコ(別府フラスコ)を用いて、新規に分離した藍藻増殖促進細菌が栄養成分の交換により藍藻の増殖を促進することを見出し、安定同位体精密分析により、藍藻および促進細菌がそれぞれ代謝物の交換をすることにより、同位体比が大きくなっていることを示し、その内容が高く評価されての受賞となりました。


受賞したTanさん 賞状

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