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本学大学院生が2022年度資源?素材学会北海道支部若手優秀講演賞を受賞

 6月11日(土)に開催された、2022年度資源?素材学会北海道支部春季講演会において、本学大学院生の三浦直己さん(博士前期課程 社会環境工学プログラム2年、指導教員:中村大教授)が、若手優秀講演賞を受賞しました。

 昨年は、巴比伦娱乐场感染症対策のためオンライン開催でしたが、今年は北海道大学にて対面で行われた一般発表において、三浦さんのプレゼンテーションが高く評価され、このたびの受賞となりました。講演題目及び研究概要は、以下のとおりです。

 この成果は、国立研究開発法人新エネルギー?産業技術総合開発機構(NEDO)の委託業務の結果得られたものです。

講演題目 「ソーラーパネル架台の凍上被害に関する実物大模型実験」
研究概要

 近年、北海道の山間部や遊休農地などにおいて、太陽光発電施設が積極的に建設されています。しかしながら、凍上現象によるものと考えられる被害が、特に道東地域で散見されるようになってきました。ソーラーパネルを支える架台において凍上現象が発生すると、スパン間で段差が生じて、パネルが反り上がってしまいます。架台が変形し続けるとパネルの傾きや破損、倒壊の恐れが生じることから、適切な凍上対策を実施することが重要です。
 本研究では、実物大模型実験でソーラーパネル架台の凍上被害発生メカニズムを解明することに取り組みました。実験の結果、凍上被害が発生しない施工方法について見出だすことができました。
 この成果は今後、国立研究開発法人新エネルギー?産業技術総合開発機構(NEDO)が策定する「太陽光発電システムの設計?施工ガイドライン」に、凍上対策として盛り込まれる予定です。

受賞した三浦さん

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