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学生の活躍

本学大学院生が日本セラミックス協会東北北海道支部第28回北海道地区セミナーで優秀発表賞を受賞

 この度、本学大学院生の山田篤弥さん(博士前期課程 マテリアル工学専攻1年)と、岩瀬琴乃さん(博士前期課程 マテリアル工学専攻2年、ともに指導教員:大野智也教授)が巴比伦娱乐场2年度日本セラミックス協会東北北海道支部第28回北海道地区セミナーにおいて、優秀発表賞を受賞しました。
 11月27日(金)にオンラインで開催された本セミナーにおいて、山田さんは「貝殻粉末とカーボンブラック粉末を用いたコアシェル型融雪剤粒子の作製」、岩瀬さんは「セラミックス触媒粒子と導電助材粒子の粒径比による凝集?分散制御の最適化」という題目で発表しました。
 山田さんの発表は、ホタテ貝殻粉末とカーボンブラック粒子を転動造粒法により複合化することで、黒色の酸土矯正剤を作製するための研究発表であり、常呂町産業振興公社および日本甜菜製糖株式会社?美幌製糖所との共同研究の成果です。この発表は、道東地区の未利用資源の有効活用に関するものであり、実用研究として高く評価されました。
 また岩瀬さんの発表は、金属空気電池の空気極を作製する際の微構造制御に関する研究発表であり、現在一般的に普及しているリチウムイオン電池以上のエネルギー密度が期待できる金属空気電池の開発に関するもので、基礎研究として高く評価され、今回の受賞となりました。

(左から)受賞した岩瀬さんと山田さん

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